なぜ戦争はなくならないのか
自分で調べて自分で考える
広学と札幌の学習塾ガビットでは、現在、国連について調べています。
その途中で、国連というのは、国と国との争いを無くして戦争を防止する目的があるということが分かりました。
塾生一人ひとり、自分で調べたい内容が変わってきます。
国連が行っている、貧しい国への支援について調べる塾生もいますし、貧富の格差について調べる塾生もいます。
なぜ戦争はなくならないのか
多くの塾生が調べていたのが「なぜ戦争はなくならないのか」ということです。
宗教対立、民族対立、利害対立を理由として挙げる塾生が多い中、ちょっと違った見方で調べた塾生の報告をご紹介します。
戦争がなくならない理由
・戦争=お金儲け
戦争には銃や戦闘機、戦車だけではなく軍服や軍用食など幅広い物が必要になる。そして、装備なども戦争以外に訓練で使うとすると たくさん必要になる。その産業のことを軍事産業という。
※軍事産業とは戦争に必要な武器や装備を売って利益を得るきぎょうのこと
だから戦争のためにたくさんのお金が動いている。民間航空機を作っている会社でも本当は大体の利益が戦闘機などを作って利益をあ げています。そして、戦争で利益を上げているのは武器や戦闘機を 作っている企業だけではなく、 広告代理店が世論を戦争に導いている。例えば広告代理店が自作自 演をして、国を動かして利益につなげるということ。 なので、戦争がなくならない理由は戦争はいろんな国にとってビッ
グビジネスだからということが分かりました。
たぶん教科書にはこんな事は書いてないです。
そして、テストでこんな事を書いてしまったら、当然0点でしょう。
でも、こういう見方が出来れば、戦争のためのプロパガンダが見えやすくなるだろうなと思います。
自分たちで物事を調べる時は次の4つをルールとしています。
①まずは疑う
②賛否両論をみる
③お金の流れを追う
④自分で考える
この塾生は毎回独自の視点で意見を書いてくれています。
他の塾生たちも次々と調べては自分で考えて、考えた内容を毎回教えてくれています。
頭に汗をかいて、解けない問題を考える。
こうやって地頭を鍛えて、成績アップだけでなく、将来、どんな世の中になっても、強く生きていけるように育てています。