「わかった!」「つながった!」学びは謎解き!
今日の実験はリンゴシャーベットを作りました。リンゴジュースをペットボトルに入れて、氷と塩の入ったボールで冷やします。
一つには氷と塩、そしてもう一つはただの氷の中でジュースを冷やして比較します。
塩を入れた方は、氷が溶けています。
塩を入れていない、氷の方はそのままの状態。
しばらくすると塩入りの方のリンゴジュースは固まっています。
氷の方は、ジュースのまま。
どうしてこうなるの?
小学校高学年と中学生はインターネットで調べます。解説を読んでいるうちに「あ!つながった!」と小学生のKくん。なぜ塩を入れた方の水が溶けるのかが分かったようです。
融解熱、溶解熱、凝固点降下などなど、言葉がいろいろ出てきます。そして次なる疑問がわいてきます。「氷が溶けて水になるのが先なのか、塩が水に溶けるのが先なのか?」
答えを与えない
こうやって次々と疑問が出てくる事が大切なのです。子どもの好奇心は無限大です。疑問が出てくれば次々と調べて知識が豊富になります。
それに加えて、疑問を持つということは脳の発達にも良いのです。たとえば、何かの問題を解こうとして、分からない!となった後、しばらくして答えが浮かんでくる事がありますよね? 答えが出てくるまでの間、私たちは気にしていませんが、脳の方は答えをずっと探し回ってくれているのです。そして答えを思いついた瞬間は、「あ!わかった!」と、脳は快の状態になり、感情も動きます。嬉しいですよね。そうすると答えを忘れないのです。
普通の塾のように、答えを次々と先生が解説してしまうと、脳は発達しません。「教えてくれるのを待つ脳」になります。脳の使い方がそうなってしまうのです。「教えられるのを待つ脳」になってしまった子どもは(大人も)考える事をやめてしまいます。覚えることもしません。こうなってしまった脳をどうやって復活させるのかはまたいつか。
学習効果の最大値
「わかった!」「つながった!」学びは謎解きです。自ら疑問を発見し、自分でその謎を解く事。それが学習効果が最大にあがるのです。
さて、広学では、みん天labo受講生を募集しています。
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自分も学びたい!フリースクールに取り入れたい!という大人の方もぜひご参加ください!