塾長の笑って天才ブログ

どうしても国語が苦手!どうしたらいい?

どうしても国語が苦手!どうしたらいい?

これまで何度か国語の重要性についてお話してきましたが、今回は「どうしても国語が苦手!」という方のためのお話です。

中学生や高校生にもなると、これから書く勉強法には抵抗があるかもしれません。
ですが、実際に効果がある勉強法をお教えします。

実は日本昔話が良い?

今回紹介する勉強法の肝になるのは、「日本昔話」。
日本昔話の本を読んだり、日本昔話のアニメや動画を見たりした後、その内容をすべて文字に書き起こしたり、口頭で誰かに説明したりするのです。

「国語力をアップする上で読書が大切」という話を聞いたことが一度はあるのではないかと思います。

確かに読書は大切です。
国語の柱でもある語彙力を身につけることにもなりますし、読解力や想像力を高めることにもなります。

ですが今回お教えする勉強法は、国語に対して苦手意識を持っている人に向けたもの。
まずは、ストーリーが単純で短く、その上おもしろい「日本昔話」を利用する方が良いのです。

「誰が、何を、どうした」?

さて、今回紹介した勉強法は「日本昔話の本を読んだり、アニメや動画を見たりした後、その内容を全て文字に書き起こしたり、口頭で誰かに説明したりする」というものです。
書き起こしたり口頭で説明したりするときに重要なのは、「誰が、何を、どうした」がハッキリしているかどうかなのです。

これを読んでいるのが学生さんであれば、自分の書き出した文章を後日読んでみて、「誰が」「何を」「誰に」「どこへ」「どうした」といった要素が抜けていないかを確認してください。
これを読んでいるのがお母さん、お父さんであれば、お子さんの話す内容をよくよく聞いてみてください。

国語が苦手な子は、「誰が、何を、どうした」といった文章の組み立てができなかったり、「誰が、何を、どうした」を掴めないせいで文章を理解できなかったりするのです。

例えば「『カチカチ山』はどんな話だった?」と質問すると、ちゃんと「嫌がらせしたタヌキが仕返しされる話」と答えてくれる子でも、「『誰が、何を、どうした』のか?」と質問すると、文章を作ることができなくなり「あれ…?」と混乱してしまうこともあります。

だから、「誰が、何を、どうした」を確認することが大切なのです

「こそあど言葉」が誰か分からなかった中学生

ある中学生のお話です。

塾に通い始めてすぐの頃、彼は「こそあど言葉」が分かりませんでした。
「盲導犬の飼い主は、盲導犬にこれ(ハーネス)を着けて散歩するんだよ。」という文章の「これ」が何かを問う問題に対して、
「飼い主」と答えるほど、国語が苦手でした。

そんな彼が塾へ来る度に、「日本昔話のアニメを見て、内容を文章に書き出して、口頭で説明する」という勉強法をしてもらいました。

彼はもともと国語が苦手なわけですから、文章の書き出しも、口頭での説明も大苦戦。
『桃太郎』を見てもらったときは、書き起こした文章が「おじいさんが山でおばあさんが川で洗濯して」とごちゃまぜになっていたり、口頭で改めて説明してもらうと「桃があって」から説明が始まったりしていました。

ですが彼がこの勉強法を1、2ヶ月ほど続けたところ、「おばあさんが川で洗濯をしていたら桃が流れてきた」という風に説明できるようになったのです。

「盲導犬の飼い主は、盲導犬にこれ(ハーネス)を着けて散歩するんだよ。」という文章の「これ」が何かを問う問題に再チャレンジしたときも、「ハーネス」と答えることができていました。

国語が苦手なのですから、英語ももちろん苦手。塾に入ったときは教科書の日本語訳もできませんでした。
ですが今では、違和感のない日本語訳を書けるようになっています。

日本昔話を使った勉強法を試してみよう!

日本昔話の本を読んだり、アニメや動画を見たりした後、その内容を全て文字に書き起こしたり、口頭で誰かに説明したりする」。

これを続けることで、国語力は確実にアップします。

「こんなの簡単!」と思うかもしれませんが、分かりやすい文章を書き出すのは、実は簡単ではありません。
「おじいさんは山に芝刈りにいって、おばあさんは川に洗濯に行って、川から桃が流れてきて、」という風に「て、」で文章を続けてしまったり、突然川から桃が流れてきたりしてしまっているものなのです。

どうしても国語が苦手!と感じている人は、ぜひ、この勉強法を試してみてください。

この勉強法を繰り返すにつれて、次第に国語力がアップしていることに気が付けるはずです。

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