塾長の笑って天才ブログ

君の人生は君のもの-怒っても良いのだ-

君の人生は君のものだ!ー怒っても良いのだー

感情が人を行動させる~アメリカで広がる抗議デモ

トランプ降ろしの圧倒的なマスコミ操作や人を分断して争わせると儲かる人たちがいるので暴動の火に油を注ぐ行為は嫌なのですが、世の中を変えるのは人々の怒りです。
民衆の怒りに火をつけないために、歴史的に見ると支配者たちは、民衆が反乱しないように宗教やスピリチュアリズムを利用したりします。

冷静であるのが良いという風潮

そこで私が気になるのが最近の「冷静であるのが良い」という風潮です。
実は私の両親は非常に感情的な人たちで、子供の頃は家庭内で喧嘩ばかり。茶碗や醤油が頭の上を飛び、夫婦げんかの後は毎回兄が泣きながら後片付けをしていました。ですから私は感情的な人たちが大嫌いでした。
でも今は違います。
無理やり感情を抑えるような風潮は良くないと考えています。

無理やり仲直り

昨年のことです。中1の男の子と中2の男の子が喧嘩になりました。
中1の男の子は空手の黒帯。中2の男の子は柔道やってて体格がでかい!その二人が喧嘩をしました。男の子の喧嘩なので当然体を張ったものに・・・。
結果は体格の良い中2の男の子が中1の男の子を投げ飛ばして終了しました。
そこで二人の喧嘩は終了したかに見えましたが、なんと延長戦に!
何故かというと、学校の先生が数人、中に入って無理やり仲直り作戦を開始したからです。
話し合いもしたくない時に無理やり呼び出され、めんどくさいから先生の話に納得しなくてもハイハイと言い、表面だけの仲直り握手。当然、忘れかけていた悔しい思いが双方に再燃!
でも・・・この二人は感情を抑えるタイプではないので良いのですが、抑えるタイプの子供だったらどうでしょう。抑えるどころか自分を責めるタイプの子だったらどうでしょう?

ロボットになりたい

今の「冷静が良い」という風潮はちょっとヤリ過ぎな気がしています。
子どもたちの中に「人間の感情が無くなれば、やるべきことをやるようになる。」という意見が現れ始めました。
「やるべきことって何?」と聞くと、「学校でやらないといけないこと」という返事。掃除とか、そんな事です。
「そんなのロボットじゃん!!感情無くしてまでって思うようなこと?」と思わず大声を上げてしまいました。
この意見を言った子は、学校でも家でもとっても良い子、誰かから言われた「やるべきこと」を感情もなく淡々とやりこなしたいと言うのです。

君の人生は君のものだ!

やらなければならない事というのはモチロンあります。家庭でも私ばかりに家事を押し付けられたら嫌です。
だから子どもたちにもやってほしいと思うけど「めんどくさいな~」と思いながらやってくれたら良いのです。だって私も同じですから。

怒りの感情は悪なのか

昨年頃からちょいちょい出てきた「怒りを抑える方法」
きっとこういうのはパワハラ上司とかストーカー男とか自分の感情をうまくコントロール出来ない人たちが学ぶのでしょう。
そして以前の私なら私の両親に是非学んで欲しいと思ったでしょうが、今は違います。
犯罪にまで至るようなものでなければ、人は誰かの感情にまで文句をつけてはいけないと思います。
そして自分の感情にも文句をつけてはいけないと思います。怒っても泣いても良いのです。
喜ぶという感情は善で怒りの感情は悪というのはおかしくないですか?
良い悪いは別として、怒りの感情が社会を変えていく原動力になるというのを目の前で見せられているじゃないですか。

喜びも怒りも全てが君の人生だ!

感情を捨ててロボットになってまで「やるべきことをやる」のが人生だと思い込まないで欲しいのです。
君が考えているやるべきことは、君の人生にとって本当にやるべきことなのか、振り返って考えて欲しいのです。
感情を捨てると君の人生を誰かに乗っ取られてしまうのだよ。
感情を捨ててまで従うことなど何もないのです。
泣いても笑っても怒っても良いのだ!全てが君なのだ!

君の人生は君のものだ!
怒って良いのだ!

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