自分に合った問題集・参考書の選び方
どんな問題集・参考書を選ぶかが成績に大いに関係します。
「じゃあ、どの問題集・参考書を使えば成績がのびるのか」
皆さんが一番気になるところだと思います。
「おすすめの問題集・参考書〇選!」という記事や、志望する高校・大学に進学した先輩や成績の良い友達のアドバイスを参考にすることも非常に重要となります。
ですが、場合によっては「買ったのはいいけど、全然解けなかった…」「なんかやる気になれなくて放置している…」という状態になりかねません。
こういった状況を回避するためのポイントを2つお伝えします。
【ポイント1】本屋さんで実際に読んでみる
世の中にあふれる問題集・参考書には、それぞれの個性があります。
内容の難易度はもちろん、説明の仕方(解説の分かりやすさ)、図・イラスト、フォントサイズ、レイアウトなどなど…その個性が自分に合うかどうかは、実際に問題集を読んでみなければ分かりません。
実際、私も「尊敬している方がオススメしているから」というだけで買った参考書が合わず、1ページも読まないうちに毎回寝てしまうという状況に陥りました。
せっかく買った問題集・参考書を、お金を無駄にしないためにも、本屋さんで実際に読んでみましょう。
【ポイント2】ざっと見て、6~7割解けそうな問題集を選ぶ
ポイントは6~7割です。
「分からない問題もあるけど、だいたい解ける」くらいの感覚の問題集・参考書を選んでください。
解けそうな問題が8~9割の場合、その問題集をやる必要はありません。確かに復習にはちょうど良いのです。しかし、「今自分が理解している事」をおさらいしている状態なので、更なる成績アップにつながることは稀です。
一方、解けそうな問題が1~5割の場合、好きな科目であれば頑張れますが、苦手な科目の場合は「やっぱりこの科目は苦手だ…やっぱり点数がのびないんだ」と、モチベーションが低下したり、苦手意識がより強くなったりしてしまう可能性があります。
コーチングの話になりますが…苦手意識は勉強する上で(勉強だけでなくスポーツや仕事においても)成長をストップさせてしまいます。
「分からない問題もあるけど、だいたい解ける」くらいであれば、分からない問題も「新たな発見・学び」として向き合えるのです。
問題集・参考書を選んだあとは、「9割分かる!」という状態になれるまで繰り返しましょう。
そして解けない残りの3~4割の問題は、解き終わった後に解説をしっかり読み、時間をおいて改めて解き直して復習しましょう。
まとめ
本屋さんで実際に問題集・参考書を見て購入しよう!
「分からない問題もあるけど、だいたい解ける」感覚になれるもの…ざっと見て6~7割解けそうな問題集・参考書を購入しよう!