塾長の笑って天才ブログ

「何がわからないのかがわからない」がわかるようになる!

「『何がわからないか教えて』って言われても、
何がわからないのかがわからない…」

そんな状態になったことはありませんか?
私はあります。もう全部わからない。何がわからないのかはわからないけれど、何かがわかっていないのはわかる。特に数学を勉強していたときはそうでした。

今回は「何がわからないのかがわからない」という状態を脱する方法をお話します。

 

「わからない」の原因を探せ!


残念ながら「何がわからないのか」を解決するには、「わからない」の原因を探す以外にありません。
わからない原因は知識不足かもしれませんし、問題に対するアプローチの仕方が間違っているのかもしれません。もしくは勘違い・読み間違いをしているのかもしれません。

学校の先生や塾の講師は、生徒の皆さんの解答から「問題に対してどうアプローチしたのか」を知ることによって、なぜ間違えたのか、アプローチの方法は正しかったのか、どこが「わからない」の原因となっているかを分析し、指導することが可能です。

「問題に取り組めている時点でわかっているじゃないか」と感じた方もいるのではないでしょうか?
「『何がわからないのかがわからない』は、文字通り『問題を解くことすらできず、学校の先生や塾の講師にどう質問したらいいかわからない』という状態なんだ! と感じた方もいるのではないでしょうか(私がそうでした)。

では、その状態でどうやって「わからない」の原因を探すのか。
「わかるところまで戻る」のです。

 

わかるところまで遡る


学問全般に言えることですが、各単元には繋がりがあります。

例えば。
高校数学の二次関数。二次関数は三角関数や図形・方程式、指数対数、微分積分などの単元に繋がります。
英語の文型。主語や動詞などの要素が配置される順番が極めて重要な英語においては、要素が配置される順番を示す「文型」が全ての単元に繋がっています。

各単元の繋がりの基礎となる部分…高校数学であれば二次関数、英語であれば文型を理解できていないことに気が付かないままだと、三角関数や関係代名詞などの勉強をしてもなかなか成績は上がりません。

自分が一体どこでつまづいているのか、何が「わからない」の原因になっているかを探る上では、わかるところ、つまり問題を解けるところ、解説を読んで納得できるところまで戻ることが重要なのです。
高校一年、もしくは中学一年の内容まで戻って勉強し直すのが意外な近道になるのですが、受験生の場合は簡単には戻れないでしょうし、戻るには勇気がいることと思います。
学校の先生や塾の講師にどこまで遡るか、何を復習すべきか、見当をつけてもらいましょう。

わかるところまで戻るときは、以下のことを試してみてください。
①基本問題を一から解き直してみる
②間違えた問題があれば解説を読む
③解説を読んでもわからなかった場合は教科書を読み直す
④もう一度解いてみる
⑤解けたら次の単元へ

こういった地道な努力が、「何がわからないのかがわからない」という状態を脱するキーとなるのです。

 

まとめ


「何がわからないのかがわからない」から脱するためには、わかるところまで戻って「わからない」の原因を探ろう!

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