どうしても古文が読めない…
受験において、古文は短期間で得点源になる科目です。
ですが、古文が苦手だという声は多く、後回しにされがちです。
古文を読めるようになるためには、まずは単語の暗記と文法の理解から始めなければいけません。
その次に読解の練習が重要なのですが…。
実はある読み方から始めると、より読解がしやすくなるのです。
今回は古文読解に対する苦手意識を払しょくするための「コツ」についてお話します。
古文読解のコツ:文章をイメージ化し、あらすじをざっくりと掴む
古文を読む際は、文章を映像化・イメージ化して、場面を想像することが重要です。
読解力を高めるためには、精読(どんな主語や目的語が省略されているのか、助動詞の意味は何か、その形容詞はどの意味で捉えるのが適切か、などを考えること)が重要です。
ですが、苦手な人はまずストーリーをイメージ化して、あらすじをざっくりと掴むと良いのです。
・登場人物は誰か
・誰が誰に何を言ったのか
・誰が何をしたのか、誰が誰に何をしたのか
など、場面を頭に思い浮かべて、あらすじをざっくりと掴むところから始めましょう。
そして解説の現代語訳を読み、自分のイメージしたものが合っていたかどうか、合っていなかった場合はどこが違っていたかを確認するのです。
精読はその後です。
助動詞や敬語の意味を考えたり主語や目的語を自分で補ったりしながら、一文ずつ丁寧に読みましょう。
そして現代語訳を見比べながら、助動詞や敬語の意味を間違えていないか、主語や目的語を補えているかどうかを確認しましょう。
まとめ
まずはざっくりとあらすじを掴もう!
登場人物は誰か、誰から誰に対するセリフか、誰が誰に何をしているのかをイメージ化しよう!
イメージ化した後は現代語訳を読んで、イメージしたものと合っているかどうかを確認しよう!