「二択まで絞れていたのに…」
誰もがこんな経験をしたことがありますよね。これほど悔しい失点はないと思います。
二択まで絞って間違えたときのことを思い出してみてください。
選択肢同士を比較して、「どちらかというと、1よりも5の方が正解っぽいな」という感じで答えを書きませんでしたか?
実はこれ、一番やってはいけない解き方なのです。
共通テストにおいて、「この選択肢の、ここの部分が間違えているから違う」という風に、消去法で解く方法が主流ではないかと思います。
ですが、よく考えてみてください。
選択肢問題は実に巧妙です。「直感的に正しそうな嘘」を混ぜるのがとてもうまいのです。
選択肢同士を比較してしまうと、「直感的に正しそうな嘘」に引っ掛かってしまう確率が高まります。
二択まで絞れたときの鉄則は二つ。
選択肢同士を比較しないこと、そして「正解のイメージ」を作っておくことなのです。
鉄則その1:選択肢同士を比較しない
二択まで絞って失点してしまう原因は、「直感的に正しそうな嘘の選択肢に騙された」、もしくは「直感で選んだ」のどちらかである可能性が高いです。
(もちろん、原因はこれらだけではないですが。)
各選択肢を読みながら「ここは本文に書いていない」、「余計な形容詞やついている(例:最も、全て など)」、「本文に書いているが、設問には関係がない」…という風に正解を選んでいく消去法も、決して間違いではありません。
解説を読む際に、自分が理解できていたかどうかを判断する要素にもなります。
ですが、消去法のポイントは「選択肢と本文を比較する」こと。
選択肢同士の比較をすることではありません。
「どちらの方がより『正解っぽい』か」という風に比較してしまうと、途端に失点の確率が高まります。
選択肢同士を比較しないこと。
まずはこれを意識しましょう。
鉄則その2:「正解のイメージ」を作っておく
選択肢問題は特に、選択肢を読み始める前に頭の中で「正解のイメージ」を作っておくことが重要になります。
「正解のイメージ」を作るとはどういうことかというと…
①設問が何を問うているのかを掴み、
②設問に答える上で必要な回答の要素を掴む
以上の2ステップです。
例えば「傍線部について、それはなぜか」という問題であれば、
①傍線部に関する理由・原因について問われていることを掴み、
②本文から理由・原因と言える内容を掴む
という形です。
「正解のイメージ」があれば、選択肢を読んで迷う確率はグッと低くなります。
自分のイメージと選択肢を比較できるので、選択肢の不正解ポイントを見極めやすくなるのです。
二択まで絞れたときの鉄則として書きましたが、選択肢問題を解く際は、まず一番に「正解のイメージ」を作ってください。
こうすることで、選択肢に惑わされることも少なくなりますよ。
まとめ
選択肢問題で二択まで絞れたときの鉄則は二つ。
1.選択肢同士を比較しない
消去法のポイントは「選択肢と本文を比較する」こと。
あくまでも正解は本文にあることを忘れないようにしましょう。
2.「正解のイメージ」を作る
設問が何を問うているのか、それに答えるためにはどんな要素が必要なのかを考えましょう。
「正解のイメージ」があれば、自信をもって答えを選べるようになります。
※選択肢を読む前に作るのが望ましい。
11月になりました。多くの受験生が、毎週過去問を解いていることだと思います。
本番で焦ってしまわないように、過去問を解きながら自信をもって回答を選ぶ練習をしましょう。
広学の“速習勉強法” – HGMトレーニングの効果
本文の内容を掴み、本文と選択肢を比較しながら読む必要があります。
ですが…何度も何度も本文を読み返していたら、解く時間が無くなってしまいますね。
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