塾長の笑って天才ブログ

“間違えても大丈夫”を教えるには?

失敗を恐れる子ども達へ

“間違えても大丈夫”を教えるには?

塾生のみんなで、竹ひごや段ボールを使ってバギーを作ったときの話です。
「竹ひごを30センチに切ってね」と、15センチ定規と36センチの竹ひごを渡しました。
15センチの定規を使ってアレコレ試行錯誤する子ども達。
そんな中、2センチで切ってしまった子がいました。

「何センチの竹ひごが必要かな?」
「30センチ」
「じゃあ、(切った竹ひごを指さして)これは何センチ?」
「3センチ。…ああ! 30ミリ(で切ってしまったの)か!」

そう気づいた瞬間、泣き出してしまいました。

「もうバギーは作れないんだ…」

 


「失敗=ダメ」という思い込み

間違えることを極端に怖がってしまう子が増えているように感じています。
工作のような本来“遊びながら学ぶ”場面でも、「失敗=終わり」と考えてしまう子が多いのです。

でも、本来の学びとは…

  • 失敗したら、やり直せばいい
  • 失敗は思い込みで、まだやり直せる余地があるかもしれない
  • 工夫すれば、別の方法が見つかるかもしれない
  • 思いつきでやってみて、上手くいかなければまた考えればいい

そんな柔軟さの中でこそ育まれるものです。

そして、この柔軟さの土台となるのが、幼少期の「感情」体験です。

 


失敗や親子で笑おう

お母さん、お父さんが挑戦する姿を見せよう

子どもは、親の言葉や行動を見て育ちます。
まさに「子は親の鏡」。
失敗を恐れない子に育ってほしいなら、お母さん、お父さんが挑戦する姿を見せ、失敗しても笑いあう姿を見せてあげるのが良いのです。

実は、子どもが安心して感情を表現できる環境が、脳の発育や自己肯定感の土台になることが神経科学的に示されています。
親子で感情を共有し合う体験が、子どもの思考力や自信を育むのです。

  • 失敗しても怒られず、励まされる経験
  • できなくても笑い合える関係
  • 「次はどうしようか?」「本当に失敗なのかな?」と一緒に考える対話の経験

こういった日々の関わりが、“失敗=学びのスタート”という価値観に変えていきます。

 


失敗を受け入れる心が、思考力と自信の土台に

失敗を学びに変えよう!

私達は、いかに早く正解を出せる力よりも、失敗を学びに変えられる力の方が子ども達の将来のためになると考えています。

そのためにまず必要なのは、「失敗=悪いこと」という刷り込みを外すこと。

その第一歩は、家庭での何気ないやり取りの中にあるのです。

 


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「今回のテーマ:AIを使いこなせる人になる」

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