12月から間に合わせる!古文が苦手な受験生のための勉強法
徹底的に基礎を積み上げよう
ただでさえ「勉強法が分からないから…」と後回しにされがちな国語。
中でも古文は、日本語なのに読めないというハードルから後回しにされがちです。
12月から古文の勉強を始める大学受験生は少なくありません。
- 古文が全然手につかない…
- 何から手を付けたらいいかわからない…
- 今から始めて間に合うのだろうか…
そんな不安を抱えている受験生や保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、古文は正しい手順で勉強すれば、一気に得点源にできる科目です。
ですが、今から一気に点数を上げようと思ったら大変です。
厳しい事を言いますが、気合を入れて挑まなければいけません。
テクニックだけでパッと点数が上がる科目ではないからです。
テクニックで理解できた気になってしまうと、本番でつまずいて失点する可能性があるのです。
今回は、私たちが推奨する12月から古文の成績をガッツリ伸ばすための正しい勉強法をご紹介します。
ステップ1:助動詞の接続と活用・意味を一瞬で答えられるまで叩き込む
意外と曖昧な学生は多いです
12月からの逆転を狙うなら、助動詞の接続と活用・意味を反射レベルで答えられる状態にする必要があります。
助動詞の接続と活用・意味を覚えることなくして、文章を読むことなどできないと言っても過言ではありません。
(もちろん、意味の判別については専門家でも意見が割れる場合があるそうですし、完璧にできるとは言いません。)
「るは何接続?活用は?意味は?」と質問されて、「ええっと、」と詰まるようなら、まずは暗記をしましょう。
ステップ2:助詞の意味を覚える
なんとなくで終わらせない!
次に、助詞の意味を覚えましょう。
例えば、接続助詞の「ば」。これは接続の仕方によって、意味が変わります。
- 未然形+ば→順接仮定条件(~ならば)
- 已然形+ば→順接確定条件(~ので、~ところ、~と)
「雨降れば行かざりけり(雨が降ったので、行かなかった)」という文章。
「雨降れば」を現代の感覚で読むと「雨が降ったら」になるかもしれませんが、これでは解釈を間違えてしまいます。
なんとなくで終わらせるのではなく、助詞の意味もしっかり覚えましょう!
ステップ3:敬語の単語・意味を覚える
主語判別のポイント!
最後に、敬語の単語とその意味を覚えましょう。
助動詞と助詞の暗記を並行しつつ、敬意を表す単語とその意味、敬意の方向をしっかりと理解しましょう。
敬語を意識する読み方は、自然と「誰が、誰に、何をした/言った」を意識することになります。
これが重要なのです。
「尊敬語は偉い人の行動につく」ということだけを考えて、「誰が、誰に」を意識しないで読むと、途中で「あれ?結局、誰が主語だったっけ?」と混乱してしまいます。
敬語の単語と意味を覚えるだけでなく、「誰が、誰に、何をした/言った」を意識しましょう!
古文を最短で得点源にするために
徹底的に基礎を固めよう
古文の成績アップは、暗記による基礎の土台作りと、主語・目的語を意識しながらの読解が必須です。
「そう言われても、古文をどう勉強したらいいか分からない」
「やっぱり苦手意識が抜けない…」
そんな方は、ぜひ広学にお問い合わせください。
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この冬、古文を「捨てる科目」から「得点源」に変え、志望校合格に大きく近づきましょう!




















