広島県公立高校入試は内申よりも本番重視
あなたの塾の先生に「広島県の公立高校入試は内申が大切だ」と言われていませんか?
それを信じたあなたは趣味や遊びを我慢して、やりたくもない勉強に長時間割いていませんか?
事実は逆です。
広島県公立高校入試は内申よりも 当日の試験結果が重視されます。
県のHPに発表されている内容で、一度計算してみたら明らかです。
あなたの塾の先生が冒頭の「内申が大切」というようにおっしゃっていたら、残念ながらその先生は、誰かが言ったことを鵜呑みにする先生です。
実際に計算してみると
「学校の通知表の1点は当日の試験結果の2点に負ける」という結果になります。
試験で2点といえば、国語の漢字や数学の計算問題1問ですよね。
つまり通知表の1は漢字や計算の問題の2点に負けてしまうという事です。
通知表の3を4に、4を5に上げるのって大変ですよね!
でも漢字や計算問題にまけちゃう。
という事は本番で何点とるかが大切だという事です。
驚いた方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ガイダンスでお伝えすると、毎回皆さん驚くようです。
でも、これって、秘密でも何でもないです。
広島県はちゃんとHPで公開しています。正々堂々と。
でも、皆さんは知らない。
誰かが言ったことを鵜呑みにする
塾や、具体的には誰だかわからない“みんな”という存在が言う「内申が大切だ。」という言葉を鵜呑みにしていたのではないですか?
もちろん内申は重要です。内申点が高い方が良いに決まっています。
でも、もし、あなたが通っていらっしゃる塾が「内申が重要です。」というような事を言っていて、学校の過去問を集めて、試験直前に生徒にやらせて高得点を取らせるような手法を行っているとしたら…
残念ながら、あなたのお子さんの受験は、いずれ失敗します。 それは高校入試かもしれないし、大学入試での失敗かもしれない。
定期テストの点数は良いのに実力テストの点数は低い
問題と答えを覚えて受けた試験なんて、たとえ高得点がとれて先生に褒められたとしても、本当の実力がつくわけじゃないのは、普通に考えたらわかることです。
毎回の定期テストで、毎回「見た事のある問題」で高得点をとるような癖のついたお子さんが、真剣に勉強するようになると思いますか?
毎回の定期テストの点数は高いのに、実力テストの点数が低い生徒がいたら、もしかしたら、そういう勉強を続けているのかもしれません。
入試本番では見た事のない問題に取り組むわけですから、何が起こっても対処できる訓練をした方が あなたのお子さんのためになります。
それは高校入試だけではありません。いずれは大学入試に取り組むわけですから、「過去問を集めて高得点作戦」はあなたのお子さんをいずれ失敗に追い込みます。
八百長テストは必要ありません。
「内申が大切」「定期テストで高得点」→実は学校の定期テストを集めて直前に演習させていた…。
こんな塾で高得点をとって喜んでいるあなたは 塾の収益アップ作戦に踊らされているだけです。
塾にとっても、定期テストの過去問を蓄積してやらせるのが「手っ取り早く高得点を取らせる最も手軽な方法」ですからね。
ご注意を(^_-)-☆
広島県が入試当日の試験結果を重視しているのは私は大賛成です。
神奈川県が公立高校入試を当日の試験結果重視から内申重視に変更して以来、現役での難関大学合格率は急落しています。残念ですね。