塾長の笑って天才ブログ

英会話教室から塾へー大学入試指導を始めたきっかけとは

私はずっと英語一筋でした。

英語教室を開いて数年後、みっちゃん(仮名)という女の子が教室に来てくれるようになりました。

みっちゃんは英語が大好き♥ 「出来る生徒」で、小5から高3まで通ってくれました。

将来は英語の先生になるのが夢で、国立大を目指していました。

当時私は大学入試なんて関わる気持ちは全くありませんでした。

「他人様のお子さんの将来に関わる事なんて、恐ろしくてできません!」というのが本音でした。

でも、みっちゃんはずっと通ってくださっていましたし、大学入試といっても英語をみるだけで良かったので

高3になったみっちゃんと一緒にセンター試験や国立二次試験の勉強をしていました。

センター試験後の判定では

みっちゃんの第一希望はA判定。 何事もなければ、ほぼ合格決定です。

そこで第一志望校に照準を定めて勉強しました。

私は安心しきっていました。

そして試験を受け、

数日後、合格発表が過ぎても 連絡が来ません。

・・・・・・?  まさか??

でも不合格って事はないでしょ!

と、連絡を待つ日々

しばらくして お母様がおみえになりました。

「・・・実は・・・出願方法を間違えて、第一志望は受験する事さえできなかったんです・・・。」

「・・・え?・・・」

国立大学はセンター試験後に前期・中期・後期と3回試験があります。

前期で合格した生徒は、中期・後期の試験は受験できない仕組みになっています。

なのに、第二志望を前期に出願してしまったそうなんです・・・。

私の怒りは学校の先生に向かいました。

どうしてそんな事が?

担任の先生と話して決めたんじゃないの?

面談して決めたんでしょ?

先生は気づかなかったの??

なぜ? なぜ? なぜ??

一生の事なのに!!

多くのクエスチョンマークが私の頭の中をグルグルと飛び回りました。

しばらくして、その怒りは自分自身に向かいました。

「なぜあの時、もっと真剣に向き合わなかったのか。ずっとかわいがってきた生徒なのに・・・」

自分に出来るはずだった努力を怠った自分を悔やみました。

そして担任の先生の良し悪しで、その子の一生の問題がこんな風になってしまう現実にも向き合いました。

たくさんの塾や予備校がある都会では考えられない事でしょうが、田舎はこんなものです。

それから、塾として、大学入試への挑戦が始まりました。

私を信じて通ってくれている生徒の未来を切り開くために、自分が出来る事を精一杯やっていこう!

そう決意しました。

生徒自身が納得できる大学受験を目指して 私に出来る事を今も探し続け、学び続けています。

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