誰にも負けないキャリアを身に着けたいなら遊ぼうよ~!
一流の仕事がしたいなら遊べ
これがHyper Genius Methodを開発する時に、最も口うるさく言われた事です。
勉強大好きな塾の先生としては、というか、これまでの人生で、そんなに遊んだことが無かった私には全く想像もつかない事でした。
「仕事するためには勉強しなくちゃ!って事じゃないの???」
私の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいでした。
私は仕事が大好きですから、机にしがみついて何時間でも仕事をします。
それを無理やり遊びに連れ出されてしまって仕事が遅くなるのが それはそれは苦痛でした。
だって私は仕事第一主義なんですから、そんなもん大混乱に陥りますよ。
何度も大喧嘩をしつつHyper Genius Methodを作り上げた訳ですが・・・
一流の仕事がしたいなら遊べ
脳や心や、人が学習していく仕組み、そして世の中の仕組みなどを学んでいく中で、
「一流の仕事がしたければ遊べ」「勉強できるようになりたければ遊べ」という言葉には深い深い意味があったことが分かったのです。
そういえば「お受験ママ」で、とにかく子供の学校のテストの点数が気になるというママさんたちのお子さんに限って、あまりよろしくないのは、十分遊ばせないからなのです。
人は知っている事で判断する
人の脳は自分が知っている事で判断します。
知らない事を基準に判断できません。(当たり前だと思いますよね)
つまり人間が新しい事に出会った時、沢山の経験がないと何も判断出来ないのです。
子どもたちは学校で次々と新しい知識を頭に入れていきます。
しかし、それに見合った経験をしていないと、単なる頭の表面にちょっとだけくっついた知識となってしまって、あっさりと忘れてしまうのです。
そして生活にも活かせないものになるのです。
どういう事かというと、トップ大学を卒業しても、社会に出ると使えない人間になってしまうということです。
知識は、机の上で得たものが経験によって、感情と感覚に結び付けられた時に本物になるのだ。
そして新しい事や困難に出会った時、それを解決していく糧になるのだ。
社会に出て、学校の勉強では出てこなかったような新たな問題に出会った時、
学校の勉強ばかりをしていた子は、知識が単に思考(大脳新皮質あたり)に留められてしまったものだけになり、たくさん遊んで知識が経験に裏付けされ、感情と感覚にまで刷り込まれた子に負けるのだ。
つまり今の子供達が社会を上手く渡っていけないのはこのせいなのだ。
勉強ばかりの子が社会に出て直面する困難
勉強ばかりしていて何がダメなのか、端的な例を挙げるとすれば「人間関係」だ。
大勢の中でよく遊んでいる子供は人間関係のスキルを身に着けている。
しかし私のような、部屋で一人で遊んでいるのが好きな子は人間関係のスキルを身につけていない。
なにかあるとすぐに自分の内側に籠もり、「聞きたくない。話したくない。」になる。
という事は、話したくない時こそ話し、聞きたくない時にこそ聞かねばならないのだ。ガーン!笑
また遊んでいる子に負けちゃうのは人間関係だけではないだろうと思う。
農家のお子さんが畑仕事を手伝わされると、面倒かもしれないが、「物が燃える時には酸素が必要だ。」とか、種をあまりに深く植えるとダメだ。とか、そんな事は当たり前だと思えるようになる。
逆に勉強だけでこの知識を得たお子さんは、火も燃やす事ができない。
社会に出たらヤクタタズなのだ。
偉い人の前でマナーとか、面白い会話で興味を惹くとか、そういった事が遊び上手な子は出来るのだ。
だから勉強をしっかりしている子が、さらに遊び上手だったら無敵なのだ!
人は知っている事で判断する
子どもたちで言えば、中高生で将来の大まかな自分像をイメージしなければならないのが今の教育システムだ。
子どもたちは中高生の間に、自分の周囲にいる大人を見て、自分の未来像を判断するしかないのだ。
以前の私は「アルバイトをしたら勉強しなくなるから、高校生のうちにアルバイトをするのは反対です。」と言ってきた。
しかしそれは間違いでした。
本当に社会人になる前に、たくさんのアルバイトをして社会経験を積むことをしていないと、彼らは、自分がどの道に進むのか判断すら出来ないのだ。
そしてこれはまた、逆も真なりで、高校卒業後に自分がなりたい職業に一直線に進むのも悪くはないが、その職業に就いた時に役立つ他の経験が無いようでは困るのだ。
どういう意味かというと、私のように通訳案内士になりたい人が居て、英語や歴史や地理の勉強ばかりしてガイドになったところで、旅行客が求めるような面白い話は出来ないのだ。
いろいろな場所に遊びに行って、興味深い現地の話を拾ってくる以外無いのだ。それって遊び&仕事なのだ。
自分より遥かに偉い人をお連れできるような極上のお店も知っておくべきなのだ。
一流の仕事がしたければ一流に遊べ!
これが師匠の教えなのです。
知識は経験によって身につくもの
勉強ばかりじゃ身につかないよ!って事です。
遊びで身につく本物の知識が仕事には必要なのです。
学習にもキャリアアップにもつながる脳力アップの講演会を行っています。
10月3日土曜日 14時~17時 広島校 広島市中区十日市町2丁目2-28-1301
10月9日金曜日 9時~12時 広島校 広島市中区十日市町2丁目2-28-1301
10月11日日曜日 14時~17時 広島校 広島市中区十日市町2丁目2-28-1301
10月17日土曜日 14時~17時 尾道校 尾道市御調町丸河南1138-1
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