子供たちの成長に目を見張る毎日
広学の天才中学生紹介
広学ではHyper Genius Methodという独自の能力開発で、子供たちの天才性を引き出す教育を行っています。
勉強が出来るだけでなく、社会で活躍できる大人に育てるのが広学の教育方針です。
学校で習う事と身の回りで起きている事をつないで考えられる子供に育てるのです。
中学2年生になったばかりのYAさんが、「食後に眠くなるのはどうしてだろう」という中学生らしい素朴な疑問を、登塾後30分で調べてレポートしてくれたものをご紹介します。
Hyper Genius Methodで文章を読み理解する速度と質が高まると、30分でここまで出来るのです。
食後に眠くなる原因
1過血糖
①糖質の摂り過ぎは高血圧の原因に
食後の急激な眠気は、糖質の取り過ぎが原因である可能性があります。
通常、食べ物が体内に入ると、血液中のブドウ糖の量が増え、血糖値が上昇します。
血糖値が上がると膵臓から血糖を低下させるはたらきのあるインスリンというホルモンが分泌され、通常2時間ほどで元の数値に戻ります。
ところが、極端に糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります。
この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になります。
この状態が続くと、ブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、頭がぼーっとしたり、眠くなったりする症状につながるのです。
インスリン・・・ホルモンの一種。血糖値を下げるホルモン。
②食後の過血糖は、「隠れ糖尿病」
過血糖は食後約2~3時間に現れ、空腹時には現われません。
そのため、糖尿病の診断では気づかれないことが多く、「隠れ糖尿病」と言われています。
食後の血糖値を放置すると、糖尿病が悪化するだけではなく、神経障害や網膜症など重大な合併症を引き起こし、心筋梗塞やアルツハイマーなどのリスクも高めてしまいます。
食後に強い眠気や倦怠感が続く人は糖尿病の症状を疑った方がいいかもしれません。
2オレキシンの作用
オレキシン・・・食欲を刺激する脳の中の「食欲中枢」という場所で発見された。オレキシンは、摂食と覚醒のメカニズムと深く関係していることが解明された。というのも、オレキシンが覚醒をもたらす作用があるから。オレキシンの分泌が活発なときは、人は覚醒を保ち、オレキシンの働きが鈍ると人は覚醒を維持できず、睡眠状態に入る。食後に起きる耐え難い眠気は、血糖値が上昇し、オレキシンの分泌が抑えられることによって引き起こされる。
①ナルコレプシーの原因物質
オレキシンの欠乏は、睡眠障害「ナルコレプシー」の原因であることが分かっています。
ナルコレプシーを改善するために、オレキシンの覚醒作用を活かした薬の開発が進められています。
この研究はナルコレプシーの治療だけでなく、時差ぼけの改善やうつ病などの治療にも大きな効果があると期待されています。
その一方、オレキシンによる覚醒作用を抑えることで、睡眠を促す睡眠薬も発売されています。
3食べ過ぎない
①血糖値を上昇させやすい食べ物
炭水化物は糖質が高いので、血糖値を急激に上昇させてしまいます。
なるべく摂取し過ぎないようにしましょう。
糖質制限は、ダイエットにもつながると注目されています。
糖質オフと明記されている商品もあるので、食べ物を選ぶ際に参考にしてみては。
血糖値を上げやすい食べ物
・ごはん、パン、麺類、お菓子、清涼飲料水など。
血糖値を上げにくい食べ物
・肉や魚、豆などのタンパク質、野菜、きのこ、海藻など。
思ったこと
・血糖値を上げにくい食べ物はダイエットなどに良い食べ物が多いと思った。
・聞き慣れない言葉が出たりしたから、個人的にもっと調べて、深く探ってみたいと思った。
中学生らしい素朴な疑問を塾に来てからたったの30分で、これだけの事を調べて1230文字の文章に出来るのです。こんなこと、大人の多くは知らないのではないかと思います。YAさんにとって、中学や高校で習う生物はとても楽しいものになるでしょうね。
でもね、「すごいね!」と誉めると、「べつにフツーです。」と知らん顔。
いちいち喜ばない子は、もっともっと伸びていくのです。これは期待大ですよ!(笑)