行きたい大学がある・・・でも今の成績じゃ到底無理・・・
そう思っている受験生の保護者の皆さん
お子様が楽しい人生の一歩を踏み出すための目標設定をサポートするための考え方をお伝えします。
合格する目標設定
合格を左右するものは沢山ありますが、その中でも目標の設定はとっても大切です。
合否を左右する目標設定について、一番大切な事はお子様本人が本気で楽しめる事なのかどうかです。大学入試で人生のすべてが決まるわけではないですが、それでも大きな選択となるので、自分の本音と対峙させてください。そのために「考えなければならないこと」と「考えなくて良いこと」があります。
考えなくても良いこと
- これからは◯◯系の職業が良いのではないか
- 生きるためにする事と楽しむためにする事は違う
- 親の意見を尊重して・・・
- お金がないから、時間がないから
この4つは、どんな親でも間違えます。こういう事を考えていると選択を誤らせます。
これらについて説明しますね。
- 「これからは◯◯系の職業が良いのではないか」
未来がどうなるのかは誰にも分かりません。
この業種なら安泰なのでは・・・と考えるのは無駄です。親のあなたが過ごしてきた数十年と、子どもたちがこれから歩む数十年は全く異なったものになります。余計な事は言わないようにしましょう。 - 「生きるためにする事と楽しむためにする事は違う」
「生きるためにすること」はやがて苦痛になります。親の世代は今、それを毎日の生活の中で十分味わっているのではないでしょうか。毎日が楽しい人生を子どもたちには実現させてあげましょう。 - 「親の意見を尊重して・・・」
親はスポンサーですが、子供の人生と親の人生は違います。過剰な口出しはやめましょう。親の意見と子の意見が全く異なっている場合に、無理やり親の言うことをきかせるのはやめましょう。お金を出す気になれないなら、高校を卒業したら自分で学費を稼いで大学に入れば良いのです。しかし、そもそも大学に行かなければ将来困るというのも単なる思い込みです。 - 「お金がないから、時間がないから」
多くの人が「お金」と「時間」を言い訳にしてやりたい事を諦めます。それが人生を誤らせています。
お金と時間を生み出す思考を身に着けさせる事が先決です。親の貴方がまずはその思考で考えてください。
お子様自身が考えなければならないこと
- 「これが好きだ、これがやりたい」と思っている事について、もしかしたら、その時の流行に影響されているだけかもしれないということ。
スマホ、テレビ、ネットを遮断して、友達とのおしゃべり、家族とのおしゃべりをしない2~3日を過ごすよう話してみましょう。
流行は、作り出した人が儲けるためのマーケティングです。そんなものに左右された人生を送らないようにしましょう。
普段の思考が、いかに他者から影響を受けているかが分かります。
親である貴方もやってみてください。
よくある間違いは「これからはプログラミングだ」という考えです。プログラミングはどんどん進化していきます。プログラミング自体を学んでしまうと、将来、その進化についていけなくなります。既に多くの人がそれを経験し、ある程度の年齢になると転職を余儀なくされています。
やるべきことはプログラミングを学ぶのではなくて、問題解決能力を手に入れることです。
これも世の中の流行に左右されている例です。
また「高校へ進学しなければならない」「大学へ行かなければ良い人生が歩めない」というのも単なる思い込みです。 - 新しい職業を生み出す思考に変える
学校のキャリア教育や、予備校などが出してくるキャリア診断に書いてある職業の中から自分のやりたい事を選び出すのはやめましょう。
それはまるで、「レストランで出されたメニューの中から選んでいる」のと変わりありません。誰かに作られた人生を知らず識らずに歩むことになります。
誰かの真似ではなく自分オリジナルの人生を歩むのだと教えてください。 - 自分の人生は自分で創り上げるのだということ
親や学校の先生、周囲の誰かが人生を決めてくれるのではなくて、自分で自分の人生を創り出すのだという事を徹底的に教えてください。ここでいう「教える」とは「問う」ことです。
少なくとも10年後の自分の人生をリアルに想像できるよう問うてください。目標設定の際は取り合えず善悪や倫理観は横に置いて考えるよう指導してください。 - 大学進学、高校進学は、自分オリジナルな人生を創り出すために必要ならば進学する事を勧めてください。そうでなければ進学しなくても良いのです。
そのうえで、具体的な志望校は、今考えている大学の2レベル上に設定してください。
人間は設定した目標以上のものは達成できません。つまり、目標設定を実際よりも上にしておかないと実現の可能性は低くなるという事です。
「受験勉強は苦しいもの」ですが、ワクワクする人生の目標を持った時、それは単なる苦行ではなくなります。「人生を学ぶ貴重な時間」になります。
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