塾長の笑って天才ブログ

小さな刷り込み要注意!

小さな刷り込み要注意!

自分に投げかける言葉にも要注意!

 

先日、久しぶりに使った教材にある2つの問題に目が止まりました。
以前は何とも思わなかったのに、今ではこれら2つの問題には何か付け足して説明が必要だと思うようになりました。英語の説明ではなくて、マインドの面です。

日常の小さな刷り込み

1つ目はこれ

法の遵守は全ての市民の義務だという意味です。

 

法の遵守というのは社会生活を送る上で大切なことなのですが、法律というのは、よくよく見ていると、業界団体が自分の都合の良い法律を作るように政治家相手に日々ロビー活動を続けているのです。

法に従うばかりじゃなくて、自分に都合の良い法を作り出す発想を持って欲しいなと思うのです。法というと固い感じがするので、言い換えるとするなら「ルール」。ルールを作る人が社会では一番強いと思うのです。良い悪いは置いておいて、その発想を持つことが重要です。私は誰かが作ったルールを守ったり破ったりする発想しかなくて、自分がルールを作るというアイデアは全くありませんでした。

 

次に

これを和訳すると、

多かれ少なかれ単調な生活に耐える能力を、子供の頃から身につけるべきだ。

となるのですが・・・

そんな必要あります?(笑)
単調な生活のほうが心地よい人っていると思うのですが、心地悪い人がそれに耐える必要ないですよね。
みんながみんな単調な生活に耐える必要があるかのような文章は、私にはアウト!です(笑)

心地悪ければ、心地良い生活を自ら作り出せば良いのです。

以前から、どうして日本の教育は出口が「就職なのだろう」と思っていたのです。
お金についての教育はないですし、起業するための教育もない。
出口は就職です。

そして、私達がつかっているような教材に、「受け身マインド」があちこちに散りばめられています。
勿論この問題を作った人に悪意があるとは思えません。単にこの問題を作った人自身が「受け身マインド」の人だという事なんだろうなと思います。

ですが、こういった小さな事が、いつの間にか意識に刷り込まれていて、出口は就職ありきの教育が見事に完成しています。

薬に頼るマインドも・・・

ドラマなどで体調が悪い子供に、お母さんが「なんでも良いから、ちょっとは食べなさい。」とか言う場面をよく見ていたので、そんなものだと思っていたのですが、調子が悪い時は食べない方が良くなります。
これ、実践している家庭も多いと思いますが、うちは「ちょっとでも食べて・・・」の家庭だったので、発熱もなんでも長く引きずりました。食べずに寝る!これが一番です。

時代劇で、長患いをしているお父さんの薬をもらいに町医者に駆けていく娘の描写。
「おとっつぁんに薬を~!」という場面。親世代なら思い出しませんか?
あれもね、なんと、江戸時代(それ以前も)一般人は薬草(というか野菜一般)と温泉で自分たちで病気をコントロールしていて結構元気だったみたいです。
食べ物で健康を維持する文化は戦後、廃れていく一方で、石油由来の薬に頼る→治らないを繰り返すのが普通になってしまいました。

小さな刷り込み

こわいですね~~~。

この小さな刷り込みですが、何気なくお互いにやってしまっている場合もあれば、何か政治的な意図で行われている場合があります。

自分への刷り込み

とは言え、自分に対する刷り込みが最も怖いかもしれません。

皆さんも、自分の頭の中で自分を責める言葉が湧いてくるのを感じることがありませんか?

「あ~私はダメだ・・・」と、つい口走っていませんか?
その言葉、自分に刷り込んでいます。

自分の行動を縛っているのは自分自身の小さな言葉かもしれません。
お子さんの行動を縛っているのは、お父さんやお母さんの言葉かもしれません。

たまたま出くわした問題文や、ドラマのちょっとした場面で、人って結構思い込みを作っていきますし、自分の行動を縛る元になったりします。
冷静になって考えると欲しくもなかった物を買ってしまったりしますよね。
ということは、自分に投げかける言葉によっても、自分の行動が縛られている可能性は大です!

 

小さな刷り込み、自分に向ける言葉に気をつけましょう!

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