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【現代文】筆者の主張は形を変えて繰り返される!主張の見分け方①【評論文】

筆者の主張は形を変えて何度も繰り返される!


評論文、論理的な文章の問題を解く上では筆者の主張を見分けることが重要です。
評論文、論理的な文章において筆者の主張(論点)を見分けるには、繰り返し、あるいは形や角度を変えて論じられているものを掴むのが一番なのです。

その見分ける方法は大きく分けて2つあります。
1つ目が同じ・似たような表現を見つける方法。
2つ目が対比された表現を見つける方法。

今回は、筆者の主張の見分け方の中でも「同じ・似たような表現を見つける方法」についてのお話です。

 

同じ・似たような表現を見つける!


内容的には同じ、もしくは似ている(同じに近い)ものが、前後で互いに対応することが非常に多いのです。
筆者の主張を見分けるには、まずは同じ・似たような表現を正確におさえることが非常に重要です。

同じ・似たような表現のパターンは主に次の3つがあります。

1.繰り返し(同じ語句を繰り返し使う)

例:国語は…国語が… → 重要である。…重要である。

2.類義語(意義が同じ・似た語句を使う)

例:国語は…現代文が… → 重要である。…大切である。

3.言い換え(別の言い回しを使う)

例:国語は…日本語で書かれたものが… → 重要である。…有用かつ不可欠である。

これら3つを意識して、評論文、論理的な文章の中で繰り返しされているものを見つけ、評論文、論理的な文章における筆者の主張を見分けましょう。

 

まとめ


評論文、論理的な文章において、筆者の主張は繰り返し、形や角度を変えて論じられる!
同じ・似たような表現をおさえて筆者の主張を見分けよう!
同じ・似たような表現のパターンは「繰り返し」、「類義語」、「言い換え」の3つ!

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