塾長の笑って天才ブログ

【受験】勉強計画を立てよう!

年間・月間・週間・日間計画を立てよう!

勉強計画は、受験においてとても重要です。
まずは目標と年間の計画を決めて、それに合わせて月間→日間と計画を細かく落とし込みましょう。

「学校・予備校のペースに合わせていれば大丈夫じゃない?」「でも、計画を立てるのって面倒…」
そうお思いの方も多いかもしれません。
ですが、勉強計画を立てていないと入試直前になってこんなことになってしまうのです…。

  • 苦手科目にばかり時間を割いたせいで、得意科目の点数まで下がってしまった!
  • 気付いたら得意科目の勉強ばかり…苦手科目の対策時間が足りない!
  • 入試レベルの問題集を解く時間がない…でも過去問も解かなきゃいけない。時間がない!

苦手科目が気になってしまったり、解けるのが気持ちよくて得意科目ばかり勉強してしまったり…ということが、受験生にありがちです。
その結果、直前になって「あれもこれも勉強しないといけない、なのに時間がない!」なんてことになってしまうのです。

目標と年間の計画を決めて、それに合わせて月間→日間と計画を細かく落とし込むこと。
受験勉強をする上で、これがとても重要です。

目標は“合格最低点に達すること”

大学受験の場合、目標はとてもシンプルです。
志望校の合格最低点に達すること”です。

志望校の偏差値を目標にして、現時点での自分の偏差値の差を埋めることを考えてしまう受験生も多いのですが、偏差値は参考にはなりません。
母集団や問題の難易度が変われば、偏差値は簡単に変動します。
それよりも、合格最低点を目標にするべきなのです。

目標はシンプルに考えましょう。

ここからが本題です。入試の基本情報を調べて、徹底的に分析しましょう。
各科目の配点や配分、合格最低点などから、どの科目で、どの程度の点数をとらなければいけないかを分析するのです。
そして、自分の今の実力と目標とのギャップから、やるべき事を洗い出すのです。

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大学入試において、分析はとても大切です。
徹底的な分析をもとに、目標点を具体化することで、効果的な計画を立てられます。
「どのくらい点数が必要なの?」「志望校との実力差はどのくらい?」など、
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“どの問題集を、いつまでに終わらせるか”

志望校の分析とやるべき事の洗い出しが終わったら、入試までの一年間で

  1. どの問題集を
  2. いつまでに終わらせるか

を考えて、年間の計画に落とし込みましょう。

自分の得手不得手や重要度、過去問を解くタイミングなども踏まえて、「〇月までこの問題集をやる」「〇月には過去問を解いてみる」という風に、年間の計画を立てるのです。

※人によってやるべき事やスケジュール感は違います!
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年間の計画表を立ててしまえば、あとは流れ作業です。

“入試本番までに、問題集を何周繰り返すか?”

年間で何をやるべきかが決まったら、月単位の計画に落とし込みましょう。

入試本番までに、各問題集を何周繰り返すか? を考えるのです。
そうすれば、いつまでに1周目を終わらせるべきかが分かります。

例えば、
「400ページある問題集を、入試までに3周したい…1月から6月の間で1周目を終わらせよう。2週目はもっと早くなるだろうから9月で…」
といった感じです。

これを科目別に行いましょう。

“1週間/1日あたり、どのくらい進める必要があるか?”

ひと月あたりのやるべき事が決まったら、次は週間計画です。

例えば、
300ページある問題集を2ヶ月で1周したいなら、1週間あたり38ページやる必要があります。
(300ページ÷8周=37.5ページ)

こうすれば、日間の目標も割り出すことができますね。
上記の例であれば、1日あたり7ページです。
(38ページ÷6日=6.3ページ)

ここで、一つだけ注意してほしいことがあります。
ノルマを何も入れない日を作ってください。

突然家族や友達と出かけることになった、頭がぼーっとしてしまってノルマを達成できなかった…なんてことが誰でも起こります。

そんなとき、毎日ぎっしりノルマを詰め込んでいたら、どうなるでしょうか。
どんどんノルマが積み重なって、挫折してしまうのです。

「イレギュラーで今日のノルマを達成できなかったけど、他の日に取り返せばいいか!」
と思えるような余裕を作っておくことが大切です。

計画の立て方のコツ“余裕・修正・量”

計画の立て方のコツは“余裕・修正・量”の3つです。

1.余裕

計画はズレるものです。
想定していたよりも時間がかかってしまうことも、ダレてしまうことも、急遽家族や友達と出かけることもあります。

2.修正

計画は修正ありきと考えましょう。
勉強を続けていくうちに、
「もっと基礎の部分に戻って勉強しないといけないことがわかった」
「問題集を解くのに思ったより時間がかかった」
「もう少し力を抜いて、他の勉強に割いても問題がなさそうだ」
などなど、見えてくるものがあります。

年間計画を決めたからといって、絶対に変えてはいけないわけではありません。
状況に合わせて、フレキシブルに計画を調整しましょう。

3.量

勉強時間よりも、勉強した量の方が大切です。
「今日は国語を1時間勉強して、数学は2時間勉強して…」という風に時間で計画を立ててしまうと、勉強した気になって終わってしまいがちです。

  • どの問題集をやるか
  • いつまでに、問題集を何周やるか
  • そのために1日何ページやる必要があるか

と「量」を基準に計画を立てましょう。

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