受験期に本を読むべき?
「読書は受験においてコスパが悪い」って本当?
今回は、前回の記事(受験期に本を読むべき?①自由な読書でOKな子、そうでない子)では書ききれなかった【どうして読書が受験に活きるの?】という点についてのお話です。
まず、受験期に本を読むだけの時間・体力・読書スピードのある子は読みましょう。
そうでない子や自由な読書がNGな子は、まずは本の読み方を知り、身につけましょう。
そしてできることなら、スキマ時間で本を読みましょう。
できる事なら本を読みましょう。
お子さんの将来を考えても本を読むことは大切です。なにより、本も読めないのに大学で論文なんて読めません。
ですが、私が【読書は受験(特に現代文)に活きる】と考える、もっと単純な理由があります。
知らない・分からない・興味ない話題を一発で理解できる人の方が少ないからです。
知らない・分からない・興味ない話題は頭に入りづらい
特に受験で出題される現代文の文章は、どうしてあんなに難しく感じるのだと思いますか?
理由はシンプル。「知らない」「分からない」「興味ない」話題だからです(※あえて断言しています)。
例えば「メタ認知」「言語哲学」「AIと身体性」など、普段の生活ではまず出会わないテーマが平気で出てきます。
当然、知らない話だから頭に入りませんし、読んでも意味がわからない。
そして興味もないから、なおさら集中できず「なんか…AIの話だったな…」……
これはもう、読み解けなくて当然なのです。
(ちなみに、現代文以外の問題でも同じような事が起こります。)
大人の方が読める→経験値があるから
現代文の読解問題を読んでみて「あれ、意外と読めるじゃん」と思ったり、
数学や英語、理科、社会の問題を見て「意外と簡単じゃん」と感じたりする保護者の方も多いかもしれません。
でもそれは、大人が「人生経験で得た知識」や「ニュースや本から得た情報」など、読み解くための土台を持っているからなのです。
子どもには、その土台がまだありません。
だからこそ、普段から「未知の話題に触れる経験」を積んでおくことが重要なのです。
そして、それができるのが本なのです。
本を読むことで「未知」を「既知」に変える
「なんとなく知ってる」「聞いたことある」→読みやすくなる!
本を読む習慣がある子は、少し難しい話題でも「なんとなく知ってる」「似たような話を読んだことがある」といった下地があります。
すると、現代文で初めて読むようなテーマでも、自分の知っている・持っている情報を手がかりにして、文章を読み進めることができるのです。
だからこそ、「本を読もう」と言っているのです。
「この本なら絶対に受験に活きる!」というものはありません。
何が活きるかは分かりません。ですが、全くないよりはマシです。
好きな事や興味のある事について書かれた本を、数ページでも良いので読んでみましょう。
興味のない事についての本を読み進めることなんて、そう簡単にはできません。
(大人でもそうなのだから、子どもは尚更です。)
好きな事や興味のある事を中心に本を読み、知識を深めていきましょう。
読書を通して得た知識は、受験だけでなく大学入学後も、社会に出てからも役に立ちます。
読書は、受験の近道になることもあるのです。
なにより読書は将来の財産になります。
受験のことは一旦忘れて、本を読みましょう。
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本やニュースをたくさん読んだり、見たりするための下地を作ることができるのです。
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