具体的に考えることが大切です
ぼんやりした目標には誰も到達できません
毎日の目標を決める
広学では毎朝HRを行っています。広学の塾生さんも塾生さんでないお子さんもみんな一緒に行っています。そこで、毎朝、今日の目標を決めるのですが、
「楽しく過ごす」「人に優しくする」「○○をがんばる」など、最初のうちは、こういったボンヤリした目標をたてるお子さんが多いです。具体的に物事を考えられないのです。
そして、たぶん、そんなふうに言うと、これまでの大人は許してくれたのでしょう。
でも広学では、そんな通り一遍の答えでは許してもらえません(笑)
「あなたは何をしたら楽しいの?」「何をしたら人はあなたが優しいと思ってくれるの?」「何をしたら頑張ったといえるの?」こんな風に問い返すと、最初のうちは皆黙り込んでしまいます。これって、結構深い問題ですよね。
あなたにとって幸せとは
大人の私達も、毎日決められたことを淡々とこなしているだけで、何をしたら自分は本当に楽しいと思えるのか、言える人ってあまりいないと思うのです。単に誰かに使われていることを自分が選んでやっていると勘違いしているのではないかと思うのです。
この問いをもっと違う問いに変えて「あなたは何をしたら幸せですか?」と質問されたら、皆さん答えられますか?
答えとして多いのは「いつも自由でいたい」とか「お金に困らない」とか、そういう感じなのです。
でも、あなたにとって「自由」とは何ですか?と問うと、途端に詰まってしまう方が多いのです。
行き先は明確に
自分に対して「幸せになりたい」とか「自由になりたい」とか、ぼんやりした質問を投げかけたって、その問いが具体的でなければ、それを実現しようがありません。単に自分を苦しめる問いを続けているのかもしれません。
目標やゴールは具体的に決めなくてはいけません。タクシーに乗って「どこか楽しいところに行ってください。」と行き先を伝えますか?自分に対しても、行き先は明確につたえなければなりません。
毎日毎日ボンヤリすごして、ずっと同じ場所に居ることになりかねません。
さぁ、皆さんの今日の目標は何ですか?
人生の行き先はどこですか?