Social distancingは人類繁栄への道なのか
猿人→原人→旧人→新人
私たちは歴史で、人類は猿人から原人、旧人、そして新人へと進化したと教えられたので、猿に似たような人が出現して、それから進化していってホモサピエンスになったのだと思っていた。けれども、どうやら最近の研究では、猿人や原人や旧人のような存在が、同時代に複数存在したようなのです。島だったかどこだかに取り残されてしまったとても小さい原人が存在したなど、いろいろな種類が存在したようなのです。
結構衝撃的じゃないですか?
ネアンデルタールVSホモサピエンス
その昔はネアンデルタール人がホモサピエンスの祖先だと考えられていたのですが、実は違っていたそうで、ネアンデルタール人とホモサピエンスは同時代にごく近い地域に存在していたらしいのです。
調べてみると、我々ホモサピエンスよりもネアンデルタール人のほうが屈強な肉体を持ち、脳も大きく、言葉も話し、文化的な生活をおくっていたそうです。私たちホモサピエンスと知能が互角で身体的に優勢だったネアンデルタール人はなぜ滅んでしまったのか。なぜホモサピエンスが生き残ったのでしょうか。
社会を形成するかどうか
ホモサピエンスとネアンデルタール人の一番大きな違いは社会を形成していたかどうかです。ホモサピエンスは社会を形成し、ネアンデルタール人は社会を形成していなかったのです。
私たちはもともと孤立しては生きていけない種類なのです。それなのに何故、孤立させる方向へ向かわせるのか私には理解できません。ウイルスがいるからといって、一人ひとりを家に閉じ込めて無菌状態を目指したところで、どうやったって無理なことも分かっているのに、どうして孤立させるような事をするのでしょうか。
他にも私たちホモサピエンスが孤立しては生きていけない例があります。
人間だけ妊娠するペースが早い
実は人間を除く他の動物は、子供を産むと、その子供が成人するまでは妊娠しません。人間だけが、子供が大人にならなくても妊娠することができるのです。
よく考えたら動物の方が理想的ですよね。私は既に子育ては終わりましたが、一人が大人になるまで妊娠しなければ、どんなに子育てって楽でしょうか。
でも人間だけは妊娠する。というか、妊娠できる。
その理由は、おばあちゃんが子育てに参加するからなのだそうです。
今主流の核家族は子育てには向いていないのです。
私たちは種の繁栄ということから考えると真逆の生活をしているのです。
そこにSocial distancingが加われば、子育ては更に過酷になると思います。
私たちは孤立しては生きていけないのです。
Social distancingは必要なのか
Social distancingが本当に私たちの生活に必要なのかどうなのか。様々な方向から考えないといけないと思います。
私は広学の塾生の皆さんには Stay home とか Social distancing とか ちょっと新しい事を言われると、すぐに飛びつくような大人になって欲しいわけではありません。
みんなが言う通りに行動するのは簡単です。
でも、ちょっと立ち止まって考える。
みんなが言うことの反対の影響も考える。
そして自分で判断した上で行動して欲しいと思っています。
学校の勉強+社会を見る力を育てる
学校の勉強+このような教育がこれからの社会には必要だと考えています。
賛同してくださるお父さん、お母さん、教育関係者の皆さん。
ともに新しい教育を作り上げていきましょう。ご連絡をお待ちしています。