受験本番までやるべきこと-英語編
受験はお金がかかるものと割り切ろう
これからアドバイスすることはお金がかかることも含みます。
しかし受験はお金がかかるものと割り切ってください。
全般
とにかく毎日英語に触れてください。
今の時期は一日が非常に短く感じられると思いますが、通学途中やトイレの中、入浴中などの細切れ時間を十分活用してください。一日に少しの時間でも良いので、英語を理解する脳の部分を動かす事が大切です。
英単語帳
英単語帳を使って暗記を徹底していると思います。毎日英単語帳を見る習慣をつけてください。学校では先生の好みによって、シス単とかゆめ単とかを使っていると思いますが、私のおすすめは英検用の旺文社のパス単です。
なぜこれが良いのかというと、品詞別に分かれているからです。
普通の英単語帳は、単語の発音、意味、そして品詞もチェックしながら覚えていかないとならないので、正直面倒くさいです。
品詞ごとに分かれていると、英作文のときにもとても役立ちます。単語帳などは千円前後のものなのでケチらず買って、居間、自分の部屋、トイレ、ジップロックに入れてお風呂においておく等してください。
リーディング
共通テスト一年目の今年は、過去問に頼ることは出来ないので、各予備校が出している予想問題で十分練習してください。まずは問いを読んで、その意味を日本語でメモっておくこと。
多くの受験生が、問いを読み直すことで時間のロスをしています。
一日に、初めて見る問題を一題と前日にやった問題の復習をしてください。
リーディング問題は返り読みをしないで理解するよう努めてください。
関係代名詞が出てくるところで返り読みをする人が多いです。時間の無駄です。しかも、この返り読みの癖があるとリスニングが出来ません。
また音読をするとリーディング力もリスニング力もアップします。
問題文に出てきた知らない単語をリスト化することも忘れないでください。
文中に出てきた単語は文章のイメージと共に覚えやすいでし、復習もしやすいです。
リスニング
スマホのアプリを使ってスキマ時間に英語を聞いてください。リスニングは慣れです。
リスニングが苦手な人は、もともと単語の音を知らないという事と、文の中で単語が繋がって聞こえたり、音が欠落したり、という事を知りません。
スクリプト(台本)を見ながら音を聞いて、音のつながりや欠落の様子を知ってください。
リーディングのところでも書きましたが、返り読みをしない癖をつけるとリスニング力が一気にアップします。
音読も同様です。
週に一度やること
志望校の過去問を1回分通して、時間を計ってやってみてください。
点数は当然記録すること。
点を落とした問題は、どこにその原因があったかを探ること。次週過去問を解くときまでに、その原因を潰すこと。
そしてまた過去問を解いて、点数がどれだけ伸びたかを記録すること。
これらを手帳に記録してください。
以上、ざざっと書きましたが、これらを真面目にやると本番までにググっと点数がアップしてきますから、騙されたと思ってやってみてください。
文:塾長