広学ではワークやドリルをたくさん解かせて問題のパターンを覚えさせるようなことはしません。
その代わりしつこく言われることがあります。
「君が興味のあることや楽しいと思うことはなに?」
これぞ「知りたい」の力
広学には歴史大好き女子がいます。
Mさんはつい先日までは千利休や茶の湯、キリスト教について調べていました。
それも、学校の社会の授業で知るようなことではありません。
「キリスト教がここまで世界に普及した理由」
「茶の湯はキリスト教の影響をもろに受けている」
などなど、我々の想像を超えた思考を巡らせ、キーワードからどんどん派生して調べものが進んでいきます。
これだけでもすごいことだと思います。
大学生が度肝を抜くような研究が進んでいます。
「君の興味のあることはなに?」
「本当に面白いと思ってやってる?」
粘り強く一生懸命考えてこの問いに答えてくれました。
最初はメイクのやり方動画から見始めました。
それがヘアアレンジやSNSに派生し、貿易、宗教と興味が広がったのです。
「君ならもっとできるからもっと調べて」
時に厳しい指摘も受けながら・・・Mさんはよく頑張りました。
「やらない」「逃げる」という選択はしませんでした。
試行錯誤しながら、新たな発見もしながら、粘り強く続けた結果こんなことが起きました・・・!
どんな分野でも調べもの上手に!
歴史大好きな文型女子に、先日こんな課題を出しました。
「ワクチンについて調べてみて」
大腿の場合、自分が苦手な分野や嫌いな分野の課題を出されると、自分の思った情報にたどり着けなくなります。
「これくらい書いてあればいいかな」
こう思いながら課題の提出を待っていました。
ですが、なんとMさんはA4用紙2枚分のレポートを提出してくれました!
「これすごいね!どうやって調べたの?」聞くと、「え、普通に出てきました」と、1年前はメイク動画を見て3行しか感想をかけなかった子とは思えない受け答えをしてくれました。
そのうち「苦手な教科はありません」と言ってくれそうですね。
広学の生徒には期待大な子がたくさんいます。