塾長の笑って天才ブログ

今を見る教育-何故と問え

教科書の中に閉じ込める学習から今を見る教育へ

将来自分の身を守れる大人に成長するために、今を見る訓練をしなければならないと心底思う。学校というところは危険な場所になりえるのだという事を、ここ数年で実感した。

先の大戦で学校は洗脳装置として使われたが、現在でも歴史教育やSDGsなど一方的な見方だけを教えている。
学校の先生が一つの問題を賛否両論から見れる人なら良いけれど、教科書に書いてある事しかワカラナイ人であった場合、政府の目論見にモロにハマる教育をすることになる。

うちの塾生で、ここ最近「SDGs」について調べている中学生女子がいる。
太陽光発電や風力発電など、環境に優しいエネルギーについて、あれこれと調べている。
その彼女が昨日、東北の山林に立地するメガソーラーにツキノワグマが侵入したという記事から、この記事に行き当たった。
「くまもりNews」
http://kumamori.org/…/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%82…/58376/
「え!? ヤバ!!」
「これじゃぁ災害がおこるじゃん!」
「太陽光発電って環境に良いって印象だけがあったけど、こんなんじゃ環境に良くないです。」
もっと調べてみると太陽光パネルには有害物質が含まれているので廃棄処分するときが難しいことなどが分かった。
「一方的な見方は良くないですね。」という。

別の中学生女子も、生活の中で疑問を感じた事は、あれこれと何冊も本を読んだりインターネットで調べたりしている。
今の感染症騒ぎで「免疫」について徹底的に調べた時期があった。
免疫について調べると今の感染症対策はやりすぎると免疫力を落とすという事も知った。ウイルスは感染力が強ければ弱毒なのだという事も知った。
そういう経験から「学校で教えられる事は一方的な見方の事が多い。」と感じているようだ。
今は「アフガニスタンの歴史」を調べている。

別の中学生男子は「大阪維新の会」について調べている。
「移民」について興味があり、その流れで、ここ数年、大阪市の外国人人口が急激に増えていることに疑問を持ったからだ。

うちの塾では学校の勉強だけを教えているわけではない。
一人ひとりの興味に応じて、今、社会で何が起きているのかを塾生自身が調べる時間を設けている。
受験のためでも何でも無くて、彼らはただ「興味があるから調べている」だけだ。
本人たちは楽しくて仕方ないからやってるだけ。
そして私は、「なぜ?」と問うだけだ。
子どもたちは「調べ方の基本」に則って調べる。

【調べ方の基本】
☆見たものを信じるな
☆一旦はすべてを疑え
☆賛否両論から見る
☆お金の流れを追え

今はまだ「お金の流れを追う」というところが十分でないが、一緒にあれこれ楽しんで調べて、世の中を見る力をつけていこう。
教科書の中だけでなく、今を見る教育を、この記事を読んでいるあなたの周りでも始めていただきたいのです。
わが子へ 孫へ 地域の子供達へ
子どもたちが自分で自分の身を守れる知恵をつないでいきたい。

ブログランキングにご協力お願いします!

ポチって応援していただくと、もっとがんばります^_^
にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ
にほんブログ村

PAGE TOP