日本の教育
何を信じさせられるのかが大問題
子どもに将来、真の自由を手にしてほしいと願う、すべての大人の皆さんへ
学校に行かなくなった理由
広学オンラインに新しく入ってくれた天才少年TR君は現在不登校。非常に頭の良いお子さんで、学校では良い成績だっただろうと思います。
初日に皆に不登校になった理由を聞かせてくれました。
佐藤泰然
順天堂の創立者で初代堂主が佐藤泰然という人です。TR君の地元が佐藤泰然の出身地で、学校でこの人物を調べて、皆でまとめて発表しなさいという授業があったそうです。
TR君が調べたところ、この人物は良い面ばかりではなく非常に悪い面も持った人で、学校を挙げて称賛するような人ではないと考えた。しかし、TR君の考えは先生から徹底的に否定され、ある時先生から物凄く叱られて、学校に希望が持てなくなり不登校になったという事でした。
TR君の話を聞いて、今、あらすじのように短く書いているのですが、TR君が不登校になるまでには、本当はもっとアレコレあったのだろうと思います。ちょっと叱られたくらいで、全く学校に行きたくなくなるというのは、TR君の場合は考えにくいのです。だってメンタルも非常に強い子だし学ぶのが大好きな子だということが、会うとすぐに解りますから。
佐藤泰然という人が良い人だろうと悪い人だろうと、そこは私にはあまり関係なくて、問題だと思うのは、一人の人の言うことを先生が真摯に聞かなかったところです。私は長年塾の先生をしていますが、子ども達は私の知らない事をよく知っています。「あぁ、それ私は知らなかったよ。もっと教えて?」というと、目を輝かせて教えてくれますし、質問をすれば嬉々として調べてくれます。
TR君の先生は、彼がもっと学ぶ機会を逃したのだし、つぶしたのだと思います。学校の先生は常に生徒より上の存在でいたいらしく、自分の知らない事を生徒から言われるのがとても嫌なようです。そこも学校教育をダメにしている原因の一つだと私は思います。そして佐藤泰然の件については、人には良い面も悪い面もあるのが当然で、今回は佐藤泰然の良い面にフォーカスをあてているのだよと説明してあげればよかったのでは?と思います。
しかし先生一人が悪いのではなくて、日本全体が、1つのイメージを国民に植え付けようとする教育になっているのが問題です。TRくんの先生はその良い例です。生徒の思考を1つの方向へ持っていこうとして、それに失敗したから腹を立てたのだろうと思うのです。ある意味真面目な先生なのだろうと思います。今の日本の教育は、教科書の内容から先生が教える内容まで事細かく指導がくるようで、そこから外れると大問題にされてしまうと、ある教育熱心な先生が言っておられました。今、日本に自由な教育はありません。学校をつかって必死に子ども達がある一定の方向へ進むように導いています。
1つのイメージとは、政府や社会の上層部にいる人たちに都合の良いイメージです。
佐藤泰然の場合は、治せない医者ばかりを生み出している今の医療系教育バンザイだし、予防接種バンザイで、それを学校挙げて、きっと地域おこしみたいな形で利用しようとするのが町全体への効率の良い刷り込みになっているのだなと思います。
エドワード・ジェンナー
予防接種関連でいうなら、一番ひどい刷り込みはエドワード・ジェンナーです。
予防接種について、世の中では良い面ばかりが強調されています。
私も受験生には、「入試の日にインフルエンザにかかると大変だから予防接種をうけておいてね。」などと言っていました。
けれども、予防接種に反対する医師もいて、その方たちの本を読むと、なんて酷いことをさせていたのかと猛省しています。
時間が無くても、あなたが親ならば母里啓子先生や内海聡先生の本を読んでください。
政府やマスコミが一方的に良いものだと煽るときは反対の意見を探し出して読むなり聞くなりしてください。
ジョン・デューイ
教育哲学者として有名なジョン・デューイは保育士試験の超頻出人物です。インターネット検索をすると彼の功績を称賛する記事ばかりが上位に並んで出てきます。敗戦した日本に新しい教育をと日本政府からもアメリカ政府からも指名をうけたのがこの人です。様々な本を読んでみるとたしかに素晴らしい教育者です。しかし、現代でも、白人の有色人種に対する偏見は根深いものがあります。通訳案内しとして平和公園を案内するとき、アメリカ人退役軍人たちは非常に興奮し、自分たちの偉業であると自慢します。私はこの人もそういう白人至上主義者だろうと推測します。敗戦国日本に対しては奴隷教育がふさわしいという、戦後日本の教育を設計した人たちの意図があったと書いてある書籍もあります。
そして、第二次世界大戦に対する、ジョン・デューイのこんな言葉も残っています。
「一般庶民は放っておくと戦争はしたがらない。今回、私たち社会の上層部にいるものが一般庶民を扇動し、戦争へ向かわせることに成功したことを誇りに思う。」
一般のアメリカ国民に対しても、こういう事を言う人です。イエローモンキーに対してはどんな思いを持っていたのか容易に想像がつきます。こんな人のことを私は差別主義者と呼んでも良いのではないかと思いますが、それが保育士国家試験の超重要人物として出題されるのです。
広学では、一方的な見方にならないように、賛否両論を見るように指導しています。私はワクチン反対派ですが、必要だという意見も聞くよう指導しています。
子ども達が大人になって、真の自由を手にしてほしいと望むからです。