塾長の笑って天才ブログ

【現代文】文章の構造の掴み方 その②対比・対立関係【評論文】

評論文は「読者にわかってもらうため」の文章!

自分の考えや主張を読者にわかってもらうために論理的に書かれた文章が評論文です。
筆者の文章の構造=組み立て方には一定のパターンがあります。
文章の構造を掴むことによって筆者の主張を掴みやすくなり、またパターンを知っていると、どのような形で論を進めているのかを予測することができるのです。

パターンは大きく分けて3つ。
1.言い換え(イコールの関係性)
2.対比・対立関係
3.因果関係

今回はパターンの二つ目「対比・対立関係」についてのお話です。

 

筆者の主張と正反対のものを提示するのが対比!


筆者が自分の主張を論じる際に、正反対の主張や事例などを持ち出すことで主張をわかりやすくしたり、強調したりすることが可能です。

例えば、「東京スカイツリーは高い建物だ」と言われたときより、「約333メートルの東京タワーより約101メートル高いのが東京スカイツリーだ」と言われたときの方が、東京スカイツリーの高さをイメージできますし、「東京スカイツリーは高い建物だ」という主張がより強調されますね。

 

対比・対立関係のパターン


対比・対立関係のパターンは主に以下の2つです。
(弁証法という、対立する命題2つを合わせて、より高い次元の命題を導く思考法もあるのですが、ここでは説明を省きます。)

①対立

最も多く出題されるものが「対比」です。
例えば「ウサギは足が速い。一方、カメは足が遅い」という文章のように、ウサギとカメがそれぞれ足の速さ・遅さという点で対比されていますね。

このように主張したいものと対立するものを持ち出すのが対比です。

テーマによってさまざまな対比関係が用いられますが、日本と西洋(言語など)、筆者の主張と一般論、時代の対比(近代と現代など)などの対比は頻出です。

②譲歩

筆者の主張とは反対の意見を持ち出して、「確かにその通りだ」と一歩譲った(譲歩した)後、「しかし」や「ところが」などの逆接表現を使い反対意見を否定することによって、自分の意見を主張するのが「譲歩」です。

例えば以下のような文章があったとします。
「確かにこっちの道を歩いた方が早く目的地にたどり着けるだろう。しかし道が複雑だ。方向音痴の私には無理だ」

「早く目的地にたどり着けるから良い」と譲歩した後、「道が複雑で大変だから嫌だ」と主張しているのです。

対比・対立関係を示す言葉やメインテーマに関係のある単語をもとに、それらが対比・対立されているかどうかを意識してみましょう。
そこから筆者の主張したいものが見えてくるのです。

 

まとめ


筆者の文章の構造=組み立て方は「言い換え(イコールの関係性)」「対比・対立関係」「因果関係」の3パターン!
正反対の主張や事例を持ち出すことで主張をわかりやすくしたり強調したりすることができる!
対比・対立関係を意識すると筆者の主張が見えてくる!

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