本当に大切な学びとは
一番大切なのに置き去りにされている学び
お金について
子供の頃からとても不思議に思っていたことがあります。
それは「誰もお金について知らない」という事です。
お金には、いろいろ不思議な事があるのに、誰に聞いても何もしらないのです。
少し大きくなって、高校生くらいになって思ったのは、外国人は割とどの国にも結構自由に行き来しているのに、日本人はそうでもない事。
これについて、後々分かった事は、日本人は海外送金したり海外に預金口座を作ったりすることが他の国の人に比べてハードルが高いからというのも原因のひとつだということです。
まだ他にもあります。
欧米の国々はドルと比べて、そんなに大差ない。ほぼ1対1。
でも日本円は桁が違う。1対100。どうして?
2020年11月18日の為替レートです。
後に、これは日本が敗戦国のため新円切替されたからだという事がわかりました。今となっても日本の価値はそれくらい低く見積もられているのです。
起業のための授業がない
海外では起業するための教育が小学校の頃からなされています。
でも日本は無い。
民主主義で資本主義の日本は、会社を経営する人に優位な税制になっているけれども、その優位な税制を享受する人を育てようとはしていない。
単に、サラリーマンや公務員を育てるための教育です。
日本の最高学府-東京大学に行く人は国家公務員試験のために勉強しまくるらしいですね。
それが悪いとは言いません。そういう人生を歩みたい人だっているでしょうからね。
でも日本という国にとっては、そういう人ばかりではダメだと思うのです。
新しい価値を生み出す人が必要なのです。
広学では、子供だけでなく、大人も「お金について」「起業について」学んでいく必要があると考えています。
ビジネスのトップになったとしても・・・
今、一生懸命勉強して、大企業に入社して、ビジネスのメインストリームに乗れたとします。
しかし、日本資本の起業は既にほぼ壊滅状態で、外資に乗っ取られています。
その企業の中でトップになったとしても、外資のために働いているに過ぎません。
日本のためにはなっていないのです。
日本を変えるためには、日本の国を守るためには、教育から変えていかなければなりません。
生きるために必要な学びを
今の日本の教育は、戦後GHQによって作られた教育です。
新しい価値を生み出さない人間を育てるための教育です。
子どもたちを良い大学に入れれば幸せになれると信じ切っていた単純な私は、今、やっと気が付きました。
日本を変えるためには、新しい価値を生み出せる人を育てるためには、生きるために本当に大切な学びを子どもたちに与えていかなければなりません。
本当に大切な学びとは何でしょうね。
皆さんも考えてみてください。
文:塾長