学生の皆さんは、何のために、誰のために勉強をしていますか?
理由が思い浮かびましたか?
では、もうひとつ質問です。
それは、自分で決めた理由ですか?
本当に自分で決めたの?
勉強をする目的・目標を自分で決めていることが重要なのです。
「みんながしているから」「親がうるさいから」「公務員なら安定しているっていうから」「親に言われたから」こういった理由で決めているならば、いつか頑張ることができなくなりますよ。
なぜなら、自分の本音とは違うからです。
「東大に行きたい」という、人の影響を受けて決めた目標と、「留学したい」という本音が自分の中に存在していると、何もできなくなるのです。
「なんのために大学に行かなきゃいけないの?」そう思っている方も同じでしょう。
自分のやりたいことが他にあったり、「大学に行く」ということが本当にやりたいことではないことがわかっているのでしょう。
自分の本音と向き合おう
人は、自分の思いと行動が一致したときに、素晴らしい力を発揮できるのです。
自分の本音に素直に向き合いましょう。
「ダラダラしていたい」は違いますよ。
本当にやりたいことがみつかっていなかったり、自分の思いと違うことをさせられているときにそう思ってしまうのです。
自分の興味を知ろう
では、どうやってやりたいことをみつけるのか。
まずは自分がどんなことに興味があるのかを知ることです。
地域や学校といった小さなエリアで自分の好きなこと、やりたいことをみつけるのは難しいでしょう。
今の時代はありがたいことに、インターネットが普及していることもあり、普通では体験できないこと、見ることができない物を見ることができます。
そういったものを有効活用しましょう。
まずは「面白い」と思うことをみつけるのです。
そのためには、何でも見てみたり、やってみたりすることが必要です。
自分の将来は自分で決めよう
この世でたったひとり、たった1回の人生です。
自分のことは自分で決めましょう。
たくさん迷っても、途中で道が変わってもいいのです。
世界が広がれば、目標だって変わるのは当然のことです。
ダラダラと過ごすよりも、後悔のない選択をできるように、まずは自分が興味のあることをみつけましょう。
文:深川真惟