世の中は学びの宝庫！

広学の子どもたちの学びを紹介します

 

広学では塾生たちは、登塾後３０分くらいトレーニングを行っています。
一般社団法人みんな天才化機構から提供されているHyper Genius Methodです。このHGMで子どもたちは脳のトレーニングをしながら、知識を広げています。

子どもたちはそれぞれの興味分野をどんどん深堀りし、興味のある分野を拡大しています。
自分の好きな事、疑問を持ったことを調べ、私達にレポートするということを続けていると、頭がどんどん良くなります。世の中がどんな風に動いているのかを知るようになります。

どんなトレーニングなのかというと、オンラインサイトでのトレーニングと、興味のある分野の本を読んだり、インターネットで調べたりしています。

トレーニングのために広学には沢山本が置いてあります。
その中から子どもたち自身が選んで読みます。
その子の興味がありそうな分野の本を講師が勧めることもあります。

 

今日は中学３年生のMちゃんのアウトプットを紹介します。
Mちゃんは今社会で起きていることを調べるのが大好きです。
SDGｓを調べているうちに、太陽光発電や風力発電は廃棄する時のことを考えていないということを知りました。
それから興味は原発へ。

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのかという本を読んでの感想です。

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか

沖縄の米軍基地についての感想
・沖縄には２８の基地がある。
・沖縄は、戦争が終わった今でもアメリカによる支配は続いている。
・アメリカの米軍機は普天間基地から、出発して、沖縄全域を自由に飛び回っている。
唯一米軍機が飛ばない場所が、アメリカ人のする住宅街などの場所は、飛ばない。
しかし、その他の場所は飛ぶ。（日本人が生活する学校や病院住宅街は低空飛行などもしている。）一度、沖縄国際大学に米軍機が墜落した事件が起こっているのにかかわらず、飛んでいる。
・アメリカでは住民の住む場所では、軍の訓練飛行は、厳しく規定で決まっている、その法律を日本でも行っているが、日本人に対しては対象外となっている。
・沖縄は地上１８％、上空１００％をアメリカ軍に占領されている。
・もしも米軍機が墜落してしまうようなことがあって、アメリカ軍は、その事故現場に日本の、警察などを勝手には近づけさせないことができる。それは首相や沖縄の知事であっても、無理だそうです。法的に決まっていることだそうです。
・そのためいきなり治外法権エリアとなってしまうそうです。
・憲法が全く機能しない状態になる。

沖縄の基地について読んでみて、本当に自分の知らないことばかりで驚いたのに、プラスして沖縄の人のことを考えたら本当に恐怖と隣り合わせだなと思いました。
特に、最後に書いていたところでは、自分たちの国なのに、権利がなくなってしまい、植民地状態になってしまう。ところでもし、自分だとしたら不安になってしまうなと思う。
こうなってしまっているのには、何か理由があると思うから、もっと詳しく読んで行きたいです。

 

学校の勉強ばかりしている子どもたちは、こういう事を全く知りません。以前は広学でも、学校のテストや受験だけに重要性を置いていたので、こういった事は置き去りにしていました。
しかし、今になって思うと、こういった社会の情報を知らずに、学校で点数だけをとって、良い大学に合格したからといって、何も意味が無いことが分かりました。パターン学習をして過去問に狙いを定めた学習ばかりしていると、自分の知識を社会に役立てない大人になってしまうのです。

かつては社会に革新を起こすような新製品を次々と生み出していた日本が、今ではパッとしないのは、私達がこういった学習ばかりをさせてきたせいではないかと考えています。

世の中は学びの宝庫

世の中は学びの宝庫です。
今、世界で起きていることを学ぶことが、将来、どれだけ子どもたちの役に立つことか！
広学では、本やインターネット上の情報を超高速で取り入れ、取捨選択し、自分の意見を持つように教えています。

最初は１～２行しか書けない子供が、どんどん自分の意見を書いて教えてくれるようになって、文字数が増えていくと、ある時突然学校の成績もガツンをあがります。
Mちゃんも、その過程を経験した一人です。

頭を良くして努力せよ！

広学では、これまでとは異なった学習、新しい学びを作り上げようとしています。
これまでの「パターン学習」「過去問の繰り返し」に頼らず、子どもたちの地頭を良くする学びに切り替えてみませんか？