塾長の笑って天才ブログ

脳力をアップしてから努力せよー続・広島県公立高校入試は内申点重視ではない

脳力をアップしてから努力せよ

続・広島県公立高校入試は内申点重視ではない

先日、「広島県公立高校入試は内申点重視ではない」という記事を書きました。すると、いろいろなご意見が届いてきました。
尾道市内にある、さかた塾さん、私のブログを取り上げていただき、ありがとうございました。

そこで私も思うことを述べさせていただきます。

さかた塾さんの主張①について、私が「広島県の・・・」という書き方をしたので、他の県との比較を書いておられますが、受験生にとっては他県との比較はあまり意味がないと感じます。

主張②について、広島県の公立高校入試は全国屈指の非常に難しい試験だということに間違いはありません。

ただこれは「他の県と比較すると」ということです。

中学校で学習する内容は昔からほぼ一緒。

毎年毎年同じことをしている中で、難しい問題を解けるように出来ない方がおかしいです。

「どうせ解けるようにはならないから、内申点を稼いでおこうね。」とおっしゃっているようで、子供の可能性を信じられないのかなぁと不思議におもいました。

普通の塾の先生方は、ほとんど同じようにおっしゃいます。でも、だったら塾に行く必要ありますか?

ながく広島で高校入試指導をしている先生の中には、最近簡単になったなぁ~と思っている先生もいらっしゃると思います。

特に今年の理科は簡単で、上位校では得点に差がつかなかっただろうと思います。
学力検査で覆せないのはそういう場合です。

簡単な問題でみんなが解けてしまって点差がつかないのはどうにもなりませんが、
難しい問題が出るから覆すのは無理と言いながら指導するのはどうなんでしょう?
難しい問題が出たらチャンスなのでは?と思います。

これは一般的な話ですが、学校でも塾でも、「これまでの成績が悪いから、あの学校は諦めろ。」と受験まで1年以上あっても言われてしまいます。
本当にそうでしょうか?
うちでは、ダメだ ダメだと言われつつ、合格したこども達はたくさんいます。
私は、過去の自分を基準にして、やる前から諦めることを教えたくはありません。

さかた塾の先生のご主張②を、なるほどなぁ~と読ませていただきながら、ものの見方によってここまで行動に差がつくのかと思いました。
ご批判、ご指摘をいただきありがとうございました。

脳力をアップしてから努力せよ

ここからは広島県公立高校入試の内申点についてではなく、どうしてうちの私の塾生のみなさんが、急激に成績がアップするのかということについて書きます。

はっきり言うと、独自に開発したHyper Genius Methodという能力開発のおかげです。
Hyper Genius Methodでこども達は好きなことに熱中します。
それがこども達の脳力をアップするのです。

さまざまな論文を読み、検証して、この能力開発を創り上げたわけですが、速読が出来るようになる理屈も、どうしてこんな風に地頭が良くなるのかも、「その理由は○△■です。」と断定することは出来ません。
あくまでも観察結果によってしか表現できません。

しかし、勉強に関係ないことをやる、受験生にとっては一見無駄なこのトレーニングをすることで、瞬く間に成績アップが実現できます。
逆に、勉強に関係ないからトレーニングは嫌だと言い、全くやらなかったお子さんは苦労します。脳力をアップしてから努力する方が断然効率が高いのです。

批判・反発

このトレーニングを開発する間に、仲間内でも相当な反発がありました。

開発に際しては、これまでの考え方を全て否定するところから始まりました。
私は20年以上塾を経営していますから、私自身の過去を全て否定するのはとても苦しかったのですが、そうしないと既成概念は破れません。受け入れる痛みに耐えました。

「偏差値って社会に出てから何か関係ある?」

「偏差値高いヤツほど社会に出てから役に立たないんだけど。」

「おまえら塾の先生って毎年同じことばかり繰り返してバカなんじゃないの?」

「おまえら塾の先生って、社会で何か役に立つ新しいことを生み出すことって無いじゃん?」

「おまえら塾の先生って、学校で習うことを使って新しい何かを生み出すようなこともできない人たちだよね。」

次から次へと批判されました。

しかし、今なら分かります。
これらの批判は、「おっしゃる通り」なのです。

でも、これらの言葉に私も相当反発し毎日が喧嘩でした。自分はこども達と必死で向き合っているし、実際にこども達を高校や大学に合格させているし、何が悪いの!?と、心の中は怒りの炎がメラメラ・・・。
良い大学に入れるという偏った価値観しか持てていなかったのです。

多くの塾の先生方は、この偏った価値観しか持つことが出来ていません。「保護者が望んでいるのはそこだから。」とおっしゃいます。
私もそうだと思っていました。
でも、今は違うのです。

だから、私の言うこと、書くことを理解できなくて、塾関係者からご批判や反発があるのは当然のことです。
しかも、このHyper Genius Methodは、やってみなければ私の言っていることが、どういうことなのか、たぶん分かってはいただけません。
私のHPも「こんなの嘘だ。」と半数の方は二度と見ないのだろうなと思います。

新しいことをやるというのは常に批判と反発に晒されます。

さかた塾の先生のブログを読ませていただくと、とても良い先生でいらっしゃることが分かります。以前の私と同じようなことをしていらっしゃいます。
「期末テスト、がんばろうね。」という当たり前の言葉にも、とても共感しました。

ですが、もっともっとこども達の可能性を伸ばせる方法があることを知っていただきたいです。

ぜひ一度、直接お会いしてお話ができたらいいなと感じました。

間違えることを怖がる

日本の教育は、先生から教わることをそのまま自分の中にインストールし、間違うことなく出力することが求められる教育です。

そして一般的な塾の先生は、1点2点を研ぎ澄ましていくことに専念します。
それが悪いことではないのです。職業としてそれを選んでいるので当然のことなのです。

ただ、先生から教わること上から言われることに疑問を感じることなく、全てをインストールし出力するという人間を作り出すことを、私たち塾が助長してしまっているということは常に意識しなくてはいけないと思っています。
間違えるのが怖い子、既存の価値観を疑わない子をつくりだし、だから新しいものを何も生み出せない日本にしてしまったことを、私は反省しています。教育を変えて、新しい価値を生み出すようなこども達を育てていく仲間、すばらしい先生を私は必要としています。

全国の勉強地獄で苦しむ仲間に知ってもらいたい

うちの塾生の件ですが、HPや広告に顔を出して出てくれている子は、尾道の塾をあちこちまわって成績が上がらずに、うちに来てくれた子です。
もしかしたら、さかた塾さんでもお世話になっていたかもしれません。

非常に頭の良い子で「どうして学校でやることと同じことを塾でもやらないといけないのか。」と常に疑問に思っていた子です。
そして、うちに来る直前には、英語が18点にも落ち込んでしまっていました。

そんな状態でうちに来て、学校の勉強と全く関係のないトレーニングをやるように言われたりして、随分疑問に思ったり、心の中で反発を感じたこともあったようです。
しかし卒業時には良い点数がとれるようになりました。

それだけではなく、社会の様々なことー新型コロナウイルスによって、株価が上がった会社下がった会社を調べて経済的な影響を考えるなど、広く社会に興味を持って、自分で調べて、情報を取捨選択し、考えています。

このお子さんは自分の想いを正直にラジオでも語ってくれています。
聞いてみてやってください。
みんな天才化チャンネル月曜版

HPに出てくれているこども達は、皆、同じ思いから出てくれています。
私への批判や反論はどんどんして頂いて結構ですが、直接間接を問わず、こうやって実績を出してくれた子供達を公開の場で否定しないでください。

 

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